神奈川弓道錬成会とは
神奈川弓道錬成会は、神奈川県立武道館を拠点とし活動している弓道の団体です。
藤村紀子教士七段のご指導のもと弓道に大切な「礼節」を重んじつつ、楽しみながら弓に親しみ、月に10回程度(主に平日13時~17時)稽古に励んでいます。
神奈川県立武道館で定期的に開催されている弓道教室の出身者も多く、20代から90代までのシニア世代、主婦、会社員と様々な世代の会員が在籍し、昇段審査や大会に積極的に参加しています。
会員同士が年齢性別に関係なく、時に競い合い、時に和気あいあいと集い合う…明朗快活な雰囲気が当会の特徴です。
また、神奈川県立武道館で行われる神奈川弓道連盟主催の各行事において、積極的に取り組み貢献しています。
活動内容
指導にあたる藤村紀子教士七段
通常の稽古に加え、月に一度行われる活動の中には、「研修会」と「月例会」があります。
「研修会」では段位に関係なく和服着用を基本とし、審査・射礼形式で体配や基本の姿勢・動作、射技の基本に重点をおいて稽古します。
「月例会」では10射を競技会に近い形式で行射します。競技会に参加する時の作法や雰囲気を楽しみながら学ぶことを目的としており、上位入賞者には賞品がでます。
神奈川弓道錬成会
【団 体 名】神奈川弓道錬成会
【本拠道場】神奈川県立武道館
【会 員 数】46名(男子16名/女子30名)
【構 成】
[教士七段]1名 [錬士六段]2名 [錬士五段]3名
[五段]10名 [四段]3名 [参段]12名
[弐段]12名 [初段]2名 他1名
【役 員】
最高顧問 石毛幹一
顧 問 藤村紀子
会 長 鈴木恭子
副会長 瀧田佳代 中村珠美子 三宅聡美
幹 事 大塚美代子 小池ゆり 地﨑修 中村徳男
(令和6年5月現在)
錬成会の歩み
1965年〔昭和40年〕5月
松田啓、佐藤公義らにより「神奈川弓道錬成会」発足。
1969年〔昭和44年〕4月
神奈川弓道連盟に加盟。
1972年〔昭和47年〕8月
横浜市営地下鉄「三ツ沢上町駅」至近の「豊顕寺」住職の厚意により、同寺境内の奥地を射場として使わせてもらうことになった。
会員の力により、野立ち五人立ちの射場ができあがり、錬成会の本拠地となり、早朝稽古に励んだ。
1982年 〔昭和57年〕 5月
5月に現在の神奈川県立武道館が竣工し、7月開館式が挙行された。
豊顕寺は横浜市の緑地公園化により使用できなくなり、県立武道館の新設に伴い、同館弓道場を本拠道場として活動するようになる。
2015年 〔平成27年〕 5月
錬成会 創立から半世紀、50周年を迎える。
2015年 〔平成27年〕 6月
錬成会創立50周年記念式典を県立武道館で挙行、記念祝賀会を新横浜グレイスホテルで開催。
2015年 〔平成27年〕 7月
錬成会50周年記念誌を発行。
豊顕寺の野立ち射場
昔の面影を今に残す野立ち射場跡
錬成会創立50周年記念式典
巻藁射礼
神奈川県弓道連盟会長 長谷川欣一 範士八段
矢渡
射手 藤村紀子 教士七段
一つ的射礼
横浜市弓道若葉会会長 松澤悦子 教士六段
あずさ会会長 齋藤百枝 教士六段
神奈川県立武道館 細田悦朗 教士七段
謡曲「屋島」を謡う 石毛幹一 最高顧問